ミュージシャンはもうからない? - あなたとコラボする茨城のテクノ系インディーズレーベル

ミュージシャンはもうからない?


「こだわりだけでは食べられない」

華やかな生活とはうらはらに、
最盛期を過ぎたミュージシャンたちは、
家族を養うために苦労しているようです。


はたしてミュージシャンは儲からないなのか!?

今年、衝撃的なニュースが、
ネットのトップ記事になりました。


あの人気アーティストがカフェバイトに転身!

「こだわりだけでは食べれない」



このアーティストとは、
松岡英明さんという方。

おもに80年代に活躍した方で、
和製ニューロマンティックの旗手として、
曲をヒットさせ、歌番組の司会なんかもやっていました。

わたし的には、
一応名前は知っているぐらいのアーティストなんですが、
名の知れたアーティストが、
生活苦からバイト生活を余儀なくされている現状に、
非常に衝撃を受けてしまいました。


日本では毎年400組ちかいアーティストがメジャーデビューしています。
その中から生き残れるアーティストはほんの一握りだけ。

一般的に
”一発でも当てれば夢の印税生活”
とは言ったものの、

いつまでも印税の入るような、
息の長い曲は狙って作れるものではありませし、
その一発当てるということ自体が、
ものすごい高いハードルなのは
想像に難くありません。

曲を作らない、
ただのバンドメンバーのだった場合だと、
印税による収入はほとんどゼロ。
あとはその人の知名度に頼るしかありません。

これは時間が過ぎることによって、
効力がどんどん低下していきます。

よく人気バンドの再結成の話を聞くと、
「・・・(メンバー名)がお金に困っているから」
「話題作りのため」

と囁かれますが、
ほとんど間違っていないと思います。


TV番組『クイズ☆タレント名鑑』の、
「カラオケ歌われるまで帰れません!」というにコーナーに
TM NETWORKの木根尚登が出演したのをたまたま観ましたが、
なんか痛々しさを感じてしまいました。

「やっぱりお金が苦しいのかな?」
「仕事がないのかな?」

とか大きなおせっかいではありますが、
心配になってしまいます。

しかし、
まだこうやってテレビに呼ばれるアーティストはいい方でしょう。

忘れられてしまった人は、
何年か後に「あの人は今?」的な番組に出ることになります。

そこで印税だけで生活している、
そんなミュージシャンを見たことがありません。
音楽業界の仕事に限らず、
みんな何かしらの仕事をやっているのです。

そうなんです。
印税だけで一生生活していくなんてことは、
確率的にほとんど不可能なんです。

夢が叶ってプロのミュージシャンになれたとしても、
一生の生活が保障されるわけではありません。

逆にそのプライドが邪魔をして、
仕事がなくなった後も、
一般的な仕事をすることもできずに、
どんどん生活が苦しくなるアーティストも多いはずです。


冒頭で紹介した松岡英明さんみたいに、
おおっぴろげにカミングアウトできたのはまれなケースです。

それは、
やはり家族という存在があるからだと思います。


年をとると、
自分ひとりのために生きていけるわけではありません。

自分ひとりの夢のために、
これから未来のある自分の子供たちの生活までをも
犠牲にすることはできません。


夢を追っていくにしても、
それを支えていけるだけの経済力が必要なんです。

たぶんまだ二十歳(はたち)そこそこのプロを目指す方だと、
このあたりはの気持ちは理解できないと思います。
また、そんなことを考える必要もないと思いますし、
がむしゃらに夢に向かって走っていけばいいんです。

でも30代くらいになるとそうは行きません。

きっとミュージシャンになれた方でも、
30代になり家族ができると、
次の人生を考えるようになるんだと思います。


やっぱり、
ミュージシャンは儲からないんですよ。。。


スタジオミュージシャンだって、
基本は単発の仕事なので、
生活を保障してくれるものではありません。


やっぱり地道にコツコツ働いているほうが、
安定した生活を送ることができるのです。

夢がなくってスミマセン。

ただし、、、

音楽を副業にするってことを決断すると、
趣味と実益を兼ねることができるので、
ミュージシャンにとってこんなに素晴らしいことはありません。

わたしがはじめたこのインディーズレーベルもそうです。

大好きな音楽制作に携わり、
副業として普段の仕事とは別のお金を稼ぐことができる。

これは楽しくもあり、
とてもやりがいがあります。



これからプロを目指す人も、
なにか手に職があったほうが余裕を持った活動ができるはずです。

プロになるためにバイトに明け暮れる、
なんて生活では実に本末転倒です。

バイトがメインなのか、
バンドがメインなのか、
わからなくなってしまいます。


経済的余裕と時間的余裕を手に入れることによって、
安心してプロを目指していけるのかな?と思います。
もし夢が叶わなくても手に職があれば、
先の人生も困ることはないでしょう。


そのようなミュージシャンに向いた仕事もいくつかあるので、
また次の機会に紹介したいと思っています。


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