ネット時代のミュージシャン論 - あなたとコラボする茨城のテクノ系インディーズレーベル

第15章 B契約にしばられない自由

第15章 B契約にしばられない自由


活動が認められメジャーとして契約し、

メジャーデビューできるアーティストは、

1年間で約500組。


そのうち生き残れるのは、

2組か3組くらいと言われています。

debut.jpg


デビューアルバムを3000円で販売して、

10万枚売れてアーティストに支払われる印税収入は、

300万円(これをメンバーで割り振り)。

作詞作曲にも各々300万円ずつ。


メジャー契約にしばられると、

10万枚CDを売り上げてもこれだけしかお金は入ってきません。



特に今はCDが売れない時代ですので、

売れないバンドにはどの会社もお金をかけてくれませんし、

また売れるように会社の方向性を飲み込んでいかなければいけません。


言うことを聞かなかったり、

売れる見込みがなくなればもう先はありません。


ミュージシャン達の最大の夢、

メジャーデビューとはひとつの通過点であり、

それがすべてではありませんが、

若いアーティストは、

その通過点に向かってがむしゃらに活動していくべきだと思います。


ただしほとんどのミュージシャンは、

確率的にもその通過点にたどり着くことはできません。



昔であれば、

そこでミュージシャンへの道をあきらめるしかありませんでしたが、

ネット時代のミュージシャンにとっては、

実はそこからが新しいスタートだったりします。



契約に縛られることなく

自由にあなたの音楽を制作・配信し、

それで生計を立ててしまう、

いわゆる自営ミュージシャン業というものがあります。



この自営ミュージシャン業には、

3つの収入の柱があります。


@楽曲の課金配信による収入

すでにファンがついていて、楽曲の売り上げが見込めるのであれば、

契約に頼り少ない印税を貰うよりは、

自己配信により売り上げを独占するのは当たり前のことです。



A技術での収入

あなたのソングライティング能力や、

あなたにしか出せないプレーを必要している人がいます。

ネット上には実際に作曲やアレンジ、演奏を代行して

収入を得ているミュージシャンが大勢います。


B広告での収入

人が集まる場所であれば、

広告を出すことで企業にも当然メリットがでてきます。

あなたのホームページやブログにアクセスが集まるようになれば、

莫大な収入を出すことも可能になります。

※この広告収入がネットビジネスの大きな魅力でもあります。



まず私がまっさきにミュージシャンのあなたに勧めるのは、

youtubeにCMを出すこと。


youtubeに無料で楽曲を配信し聴いてもらうかわりに、

CMによる収入を得ることができるのです。



CM一回の広告料は微々たるものですが、

長い目でみればどちらが得であるかは一目瞭然です。


ましてあなたの動画がどこで爆発するかは誰にもわかりません。

もしかしたら何かのきっかけでいきなり再生数が爆発するかもしれませんが、

そのときにあなたの動画にCMが流れていなければ、

こぼれ落ちる広告収入は莫大な金額になります。


音楽での収入を考えていない趣味のあなたは必要ありませんが、

契約に縛られず少しでも収入を得たいと思っている、

自営ミュージシャン業を目指すあなたは、

youtube動画へのCM収入の導入は必須です。

第一歩としてまずははじめてください!!

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第14章 A楽曲配信の自由

第14章 A楽曲配信の自由


「大手レコードショップでCDを流通させる」

これを実現するためにはメジャーなりインディーズなり、

それなりの規模を持つ会社との契約が必要でした。


そして契約こそがミュージシャン達のの実現でもあったわけです。


現在ではアマチュアでも大手ショップでのCD流通は可能になりましたが、

それでも物販としてのCD販売はリスクが付き物です。



CDを制作するリスク
自主制作でまとまった数のCDを作るには多額のお金が必要。

CDが売れ残るリスク
金をかけて作ったCDが売れ残ってしまう可能性は高いです。
メジャーでもCDが売れないんですから。


インターネットやスマホ、iPodなどのケータイプレーヤーの普及で、

すでに若い世代では音楽はCDで買うというよりも、

曲をダウンロードして手に入れる人の方が主流になりました。

そしてそれがCDが売れなくなった最大の要因でもあります。


私たちミュージシャンはインターネットを使うことで、

楽曲配信する自由を手に入れることができました。


あなたはどこのレコード会社に属さなくても、

ネットで簡単にデータを販売することができます。

iTunesやamazonなど誰でも気軽に購入できるサイトで、

課金ダウンロード配信すればいいのです。


もっと簡単な方法はYouTubeに動画としてアップロードして、

全世界の人を相手に楽曲を聴いてもらうこともできます。


これによりあなたはどこにも属すことなく、

あなたのスタイルにあった音楽配信方法を選択し、


※大きく分けると以下の2つの方法があります

・集客が見込める場合は課金ダウンロード配信

・販売が見込めないならYouTubeで無料配信



ネットを介して無限のリスナー達に、

自分の音楽を直接届けることができるようになったのです。


→ 第15章 B契約にしばられない自由

第13章 @音楽制作の自由

第13章 @音楽制作の自由


パソコンの普及とともに、

音楽制作ソフトも進化しました。

DTM(DESK TOP MUSIC)DAW(DIGITAL AUDIO WORKSTATION)

このようにパソコンを使った作曲ツール(DTM)から、

作曲・レコーディング〜マスタリングまで(DAW)へと、


今では自宅で楽曲制作のすべての工程が完結できるようになりました。


高いスタジオ代をかける必要がなくなる、

高い機材レンタル代を払わなくて済む。


低コストでもプロクォリティーの楽曲が、

自分ひとりで作ることができるわけです。


低コストとなれば、

他人の資金をあてにする必要もありませんので、

自分が思ったとおりの楽曲制作がおこなえるようになり、

例えば資金元のレコード会社からの圧力などもありませんし、

雇われプロデューサーの意見に耳を貸す必要もないのです。


すべてはあなたのイメージするとおりに楽曲制作をおこなえるのです。



そしてDAWソフトがやれることも今は実に幅が広いです。

MIDIデータの打ち込みはもちろんのこと、

レコーディングした演奏データの修正編集

エフェクト処理やアンプシュミレーターなど、

これらの多様な機能を使い、

あなたの頭の中にあるイメージに忠実な曲が出来上がるまで、

存分に力を発揮してくれるでしょう。


もしパソコンが無い場合でも、

優秀なボイスレコーダーを1万円以内で買うこともできますし、

最悪スマホのアプリで代用することもできてしまいます。


このように、

音楽制作の自由

は、

すでにあなたの手の中にあります。

クオリティーの差はあれど、

あなたは自分の好きなように楽曲を完成させることができるんです!!


→ 第14章 A楽曲配信の自由

第12章 ネットがミュージシャンにもたらした3つの自由

第12章 インターネットがミュージシャンにもたらした3つの自由


1世紀になり早20年近く。。


言わずと知れたことですが新世紀以降、

アマチュアミュージシャンを取り巻く音楽環境は、

劇的に進化しました。


そしてインターネット時代のあなたは今、3つの自由を手にすることができています。



@音楽制作の自由

自宅のDAW環境で曲作りはもちろん、

レコーディングからマスタリングまで、

すべての楽曲制作工程を自分でおこなうことができるようになりました。

もう高いスタジオ代を払う必要はありません。


A楽曲配信の自由

ひと昔前ならば楽曲を流通させることは、

選ばれた者だけができることでしたが、

インターネットを使うことで、

誰でも楽曲を配信することができるようになりました。

CD販売という形でも、データだけのデジタル配信という形でも、

自分の決めた値段で配信することができます。



B契約に縛られない自由

レコード会社などを通さずに楽曲配信できるというということは、

誰に束縛されることなく自分の作りたい音楽に専念することができるということです。

しかも自主制作ですので、

配信した楽曲の売上金は自分にすべて(手数料は除き)入ってきます。


前世紀と比べると、ほとんど決定的な自由を手にしている

今のアマチュアミュージシャンにとっては、

メジャーデビューすることだけがこれからは本当の成功ではありません。


私の考えるミュージシャンとしての本当の成功とは、

音楽を仕事として、安定した生活を送ること、

すなわち


フリーミュージシャンになることだと思います。


そして

自分で楽曲を制作し、

自分で楽曲を配信し、

自分で売り上げを管理する。


すべて自分でおこなう真の意味でのプロミュージシャン


「セルフ・マネージメント・ミュージシャン」


メジャーを目指すことだけがミュージシャンの目標ではありません。

本当に必要なのは音楽を仕事として生活していく自己運営力です。


→ 第13章 @音楽制作の自由


第11章 もうメジャーはいらない。

第11章 もうメジャーはいらない。


アマチュアミュージシャンの最大の目標。

メジャーになること。

時代が変われどこの目標は変わらないと思います。



ただし、

「メジャー = 成功者」

ということかと言えば、

決してそんなことはなくなってきました。


ネット全盛によるCD売り上げの不振。

それに伴うレコード会社の規模縮小。

売れるものと売れないものの極端化。


近年のCD売り上げランキングは、

AKB系列とジャニーズで占領され画一化されています。


以前のようにメジャーでは多様化した音楽は求められていません。

効率化した商売としてのコンテンツしか残っていません。


すでに名前が売れているベテランのアーティストやバンドは、

固定客がある限りはいつまでもメジャーでいられます。


これからメジャーになりたいあなたは、

自分の音楽性よりもレコード会社主導の音楽性を求められます。

残酷ですがあなたの代わりはいくらでもいるのです。

会社に反骨的な新人ミュージシャンは生き残れないでしょう。


反骨精神がロックを作りましたが、

ロックは反骨的な人ではできない時代になってしまいました。



CDや課金ダウンロードが爆発的に売れない限りは、

金銭的な成功も手にすることはできません。

メジャーの肩書きにこだわるばかりに、

生活苦に追い込まれるミュージシャンも

多く存在するのが現実です。

※実際に私の周りにもそんな人が何人かいます。


そんな職業メジャーアーティストが、

はたして本当に成功者と言えるでしょうか??


そんな姿は、あなたが夢見た本当に望んでいる姿ではないのでは??


→ 第12章 ネットがミュージシャンにもたらした3つの自由

第10章 お金持ちミュージシャンを目指す方法

第10章 お金持ちミュージシャンを目指す方法


ミュージシャンは基本的に貧乏が多いです。

音楽活動にはいろいろお金がかかります。


まず楽器代ですね、

ちょっとした楽器を買えば何十万円するなんてのは当たり前。


そしてバンドの練習をするスタジオ代


たとえ自分の生活費を削ってでも、

夢のためにあなたも頑張っていることと思います。



それが「ハングリー精神」を生む!

って言えばそのとおりですが、

誰でも貧乏より金持ちのほうがいいに決まっています。


言い換えれば生活の安定があってこそ、

安定した曲を生み出せる場合もあります。


なにしろ貧乏だといろいろな問題が出てきます。

さっき言ったスタジオ代なんかの活動経費もそうですよね。


お金がなければバンドの継続も難しいです。

いくらハングリー精神と言っても、

毎月必ず必要なお金もあります。


毎月の納税年金保険料

毎月の携帯料金、アパート暮らしやマイホームの人は家賃やローン

そして生きるための大事な食費


音楽活動に使うお金のほかに、

最低でもこれくらいのお金は稼がないといけませんので、

生活のための仕事もこなさないといけない訳です。


「宝くじでも当たんないかなぁ・・・」

あなたも漠然とこんなこと口にすると思いますが、

まぁまず誰も当たることはありません。



そしてあなたも毎日の生活を重視するあまりに、

一番大切なはずだった音楽活動が、

いつもまにかおろそかになったりしてませんか??

夢を追いかけていたつもりだったのに、
いつのまにかバンドよりバイトが生活の中心になってしまっているのなら、

それは夢見るミュージシャンにとって本末転倒な話だということです。


なのでやはり金銭的余裕を持つことは、

大人としてとても大事なことだと思っています。



私はいつも生活の困っているミュージシャンに、

勧めている仕事があります。


決まった時間に行くバイトのように時間的な束縛がなく

また音楽的にもいろいろな勉強ができる仕事です。


それはせどりというお仕事です。



あなたはせどりという仕事を知っていますか??


オークションをやったことがある方ならわかると思いますが、

安く買ってきたCDをオークションで売ってみたら、

買ってきた値段より高く売れた!!なんて経験はありませんか?


私も2000円で買った中古CDが、

オークションで7500円で売れたことがあり、

とてもビックリしたことがありました。

※ちなみにそれは「ゲルニカ」というバンドのベストCD。


この差額で儲ける商売のことをせどりと言います。



私がこのせどりをミュージシャンに勧める理由は2つあります。


まず1つ目は先にも言ったように、

時間的束縛がないということです。


自分の空いている時間を使ってできる仕事なので、

自分のペースでやることができます。

なので音楽活動の時間と重なることはほとんどないと思います。


あなたは時間の束縛から開放され、

自由な音楽活動ができるようになることでしょう。



そして次にあげる2つ目の理由がとても重要です。


それは高く売れる商品がどんなものなのかということを、

勉強することができるということです。


実際に高値で取引される商品を自分で転売しますので、


なぜその商品が高く売れるのか??

その商品の売れるポイントは何か??

ということを身をもって知ることができます。



あなたは自分の好きなジャンルの音楽しか

普段は聴かないと思います。


私もそうです。


でもせどりをやることで、

ジャンルに関係なく売れる音楽に接することになります。


仕入れたCDを転売する前にパソコンに取り込んでおけば、

いろいろなジャンルの売れる音を吸収することができるでしょう。



時間的な余裕ができて音楽の勉強もできる。

そんな仕事だからミュージシャンにおすすめできるのです。


また順調にいけば稼げる金額もバイトの比ではありません。


せどりはミュージシャンならば、

一度はチャレンジしてみる価値がある仕事だと思っています。


まずは「ミュージシャンにはこんな仕事もあるんだ!!」

ということをあなたもぜひ覚えておいていてください。

いずれ何かも役に立つ時が来るかもしれません。

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→ 第11章 もうメジャーはいらない。


第9章 キーワードでお客を引き込む方法

第9章 キーワードで見込み客を引き込む方法

何かを伝えたい。。。

人の心を動かしたい。。。

ミュージシャンなら誰でもそう思うものです。


そんなことを可能にする重要なスキルこそが、

ライティング術なんです。



ライティング術といっても、

ソングライティングの話ではありません。

文章を書くほうのライティングのお話です。コピーライティングとかもそうですね。



例えおいしいラーメン屋でも

客が来なければそのおいしさを伝えることはできません。


アマチュアミュージシャンのあなたが、

どんなにいい曲を作ったとしても、

たくさんの人に聴いてもらえなければ、

誰もあなたを認めてはくれません。



アマチュアミュージシャンとして活動する以上は、

宣伝活動は自分たちでやらないといけませんよね?

それはたぶんブログかホームページから、

もしくはYouTubeなどにアップすることによって、

行なっていることでしょう。


ただし、

ブログがあるから、ホームページがあるからと言って、

そこから曲を聴いてもらえるのか・・・?

といえば決してそんなことはありません。


YouTubeに曲をアップしているからと言って、

みんなに曲を聴いてもらえるのかといえば、

やっぱりそんなに甘くはありません。

なかなか再生回数は伸びることはありませんよね。


忙しく娯楽の多い現代人は、

なかなか見ず知らずの曲を聴いてはくれません。

なにかしらリスナーにとって、

引っかかるものがないとダメなんですね。


自分に当てはめてみると良くわかります。

YouTubeから曲を聴いていく場合、

たぶん始めはキーワード検索から入っていくと思います。


それは好きなアーティスト名であったり、

好きなジャンルだったりですね。


そこからなにか引っかかるキーワードがあると、

どんどんクリックしていき、

映像をチョコっとずつ見ていきます。


そこから何か見つけると、

ようやく本腰を入れて映像を観はじめるわけです。


そして、

自分にとって利益がないと思えば観るのをやめて次をクリック。

逆に、期待した以上の掘り出し物映像を見つけ興奮する場合もあります。

きっとあなたもそんな見方をしていませんか?



そうなんです。

お客さんはキーワードからやってくるのです。

キーワードの情報を求めてやってくるのです。



あなたは誰に向かって音楽を作っていますか?

どんな人に自分の音楽を聴いてもらいたいと思っていますか?


このターゲットがはっきりしていれば、

そのターゲットに向けた、その人にとって引っかかるキーワードを、

あなたの動画のタイトルやSNSの記事に盛り込んであげてください。


「いやいや、わたしたちの音楽は誰にでも楽しんでもらいたいから」

「ターゲットはみんなです!」

って思った方はいますか???


あなたはジャニーズではありません。

残念だけどAKB48でもありません。

ただの無名なアマチュアミュージシャンなんです。


まずは聴いてくれる可能性のある人に売り込んでいかなければ、

誰も振り向いてはくれません。


前を歩いている3人の男性の誰かを呼び止めたいとき、

「ちょっとすみません!」

って言っても誰も振り向いてはくれません。


「ちょっとお父さんすみません!」ってキーワードを入れることで、

それに見合う人がいれば振り向いてくれる確率はぐんと高まります。


本当に呼び止めたいなら

限定性を持ったキーワードを含ませることが大事なのです。


あなたもぜひ次のことを実践してみてくださいね。

・自分たちの音楽のターゲットを決める
・ターゲットを呼び止められるキーワードを見つける
キーワードをYouTubeやSNSに盛り込む



これだけ実践しただけでも、

より自分たちの音楽の属性に合ったリスナーを、

今より引き込むことはできると思います。


それが見込み客となり、

曲をダウンロードし、

CDを買ってくれるかもしれない大事なお客さまになってくれるはずです。


ミュージシャンにとってSNSは、

強力な武器であり重要な情報発信源です。


ブログにはライティング術に基づいたいろいろな戦略がありますので、

有効だと思う情報をまた配信していきたいと思います。


このようなライティング術に興味がある方に、

一応わたしが教科書にしている本を紹介しておきます。


ライティングサクセスロード〜1000万円以上稼いだライティングの秘密〜





スマホでも読める電子書籍みたいなものです。

値段は1000円なので、もし読んでみたい方はどうぞ。


ペンの力で人を動かすその戦術は、

読んでいて本当に面白いです。

普通にビジネスマンの人にもいろいろなシーンで役に立つと思います。

→ 第10章 お金持ちミュージシャンを目指す方法

第8章 レーベルで継続収入を上げる方法とは?

第8章 レーベルで継続収入を上げる方法とは?

CD販売で収益を上げる。

楽曲の課金配信で収益を上げる。



これは音楽ビジネスを営むものにとっては、

すごく当たり前の考え方です。


いま大手と言われるレコード会社が、

軒並み音楽で収益を上げることに苦戦しています。


YouTubeやニコ動などの無料視聴サイトの定着や、

それにともなうリスナーの音楽と接するスタイルの変化などが、

その背景にあることは言うまでもありません。


いくら違法配信を撲滅しようとしても、

削除するよりアップロード数の方が上回り、

いつまでも追いかけても追いつくことはないでしょう。


だったらYouTubeをなくせばいいんじゃね?ってなりますが、

巨大になりすぎたYouTubeをもう抑えることはできないでしょうし、

利権者にとっても最大の宣伝媒体であるYouTubeです。

下手するとなくなると一番困るのが利権者なのかもしれません。


テレビ局も今では、

「YouTubeで何アクセスあった」とか、

「YouTubeから口コミで広がった」とか、

YouTubeを用いた宣伝方法を

使っているのはあなたももちろんご存知だと思います。


さてアマチュア、インディーズの世界に目を向けてみると、

いまでもCD販売・課金配信が主流なのは変わっていません。


別にそれが良いわけでも悪いわけでもありませんが、

大事なのは、

あなたにとって一番利益が上がる運営とは何か?

というもう一度考えてみることです。


万が一あなたが楽曲の売り上げで儲かっているのなら、

それを継続して発展させていくべきでしょうし、


配信しても売り上げが上がらないのならば、

違う方法を模索していかなければならないでしょう。


もちろん趣味だけで音楽をやっているのならば、

たまに間違ってでも売り上げが上がればうれしいものです。

ただしそのような方法は継続性がまったくありません



「利益とは理由があって生まれる物質的証拠である(ココ・シャネル)」


たまたまの売り上げとは、

言ってみれば偶然にもたらせられるものです。


いい曲を作り上げたからと言って、

冒頭で話したとおり、

いまは音楽が売れない時代です。

単発的に少し売り上げが上がる程度でしょう。


そうではなく継続的に利益を上げ続けるには、

やっぱりココ・シャネルが言ったように、

それを生み出す「理由」が必要になってきます。


これからは偶然の売り上げではなく、

必然的な理由を作っていきましょう。


それには儲けるための”人の動きの流れ”、

ようするに「仕組み」作りが必要なわけですね。


→ 第9章 キーワードで見込み客を引き込む方法

第7章 CD販売なんかやめちゃえ。どうせ売れないから。

第7章 CD販売なんかやめちゃえ。どうせ売れないから。

レーベル運営での最大のリスク。

それはCD制作にあります。


・CDをプレスするリスク
  CDはプレス代も安くなりましたし自主制作もできますが、それでもまとまった数作ると十万単位のお金は掛かります。

・CDの在庫を持つリスク
  CDを作っても売れなければ制作費を回収することはできません。

・CD販売のリスク
  CDの委託販売にしても課金ダウンロードにしても、その仕組みに対する料金が発生してきます。

・CD宣伝のリスク
  相当数CDを売るには宣伝が絶対必要です。プロだって宣伝してますよね?


ちょっと考えただけでも、

CDを販売することでのリスクは

これだけ出てきます。



そんなにCDって売れると思います?
そんなにダウンロードしてくれると思います?


個人のミュージシャンレベルで考えれば、
音楽で飯が食えるほど売り上げをあげることは、
まず不可能だと思います。

これからは今までの概念は捨てて、
見込みのないCD販売はもうやめましょう。


逆に言えばCD制作や販売さえしなければ、

レーベルを作るとこのリスクはほとんどなくなります。


たぶんあなたは曲を作ってレコーディングすることができると思います。

たぶんあなたは曲をネットにアップすることができると思います。


あとはこれをそのまま利用すればいいのです。

いままで趣味でやってきたことを利用して、

お金を儲ける仕組みを作ってあげればいいわけです。



広告収入型レーベルとはそれが可能な仕組みです。


CD販売は”どうしても手元にCDが欲しい”というコアなファンに向けての

サービスだと考えるようにしてください。

→ 第8章 レーベルで継続収入を上げる方法とは?

第6章 メジャーデビューよりプロを目指す

第6章 メジャーデビューよりプロを目指す

わたしのような40代のミュージシャンは、

もはやメジャーデビューなんてことは夢にも思いません。

別にもはやなりたいとも思いません。



昔あれだけあこがれていたメジャーの世界ですが、

今ではそんな水モノの世界よりも、

生活の安定性を求めています。

これは年齢から来る考え方ですね。



逆に今の若いミュージシャン達はがむしゃらに、

メジャーデビューに向けてやっていけばいいんです。

可能性は極端に低いですが、

絶対なれないものではありません。


うまければなれるわけでもないし、

下手だとなれないわけでもない。

こればっかりはあなた自身の運命だと思います。

流れに逆らわずにやっていけば、

おのずと結果は付いてきますので。


ただし、、、

ミュージシャンは儲からないです。
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それを理解したほうがいいです。



もしあなたが適齢期を過ぎたミュージシャンならば、

家族を持ったミュージシャンならば、

きっと家族を犠牲にしてまで夢を追いかけることは、

むずかしいと思います。


それでも夢をあきらめられないのならば、

音楽でお金を儲けることを目指したらいかがですか?

私は今は副業としてインディーズレーベルを運営しています。

大きな儲けが見込めるならば脱サラして、会社から独立することが最大の目標です。

ようするに利益を求めているんです。


知名度があって貧乏よりも、

無名でも儲かってるほうがいいです。


極端に言えば、

私が配信する音楽が、

一般的にあなたよりレベル的に劣っていてもいいと思っています。

もう上手い下手を他の人と競うつもりもありません。

結果的にレーベルに利益がでればいいんです。



どんなにあなたがすごい曲を作っても、

そこから利益を生み出せないのならただの趣味ですよね。



わたしは今がむしゃらに利益を作り出しています。

ネットビジネスとして「音楽」に向き合っています。


それで成功して贅沢に飯を食っていけるのであれば、

貧乏なメジャーよりこっちのほうが全然いいです!!



あなたも利益を求めるミュージシャンを目指してみませんか?

レーベル運営にはまさしくそのチャンスが転がってます!


リスクがないので、

もし失敗して失うものは手間をかけた時間だけです。

すごく気楽でしょ??


→ 第7章 CD販売なんかやめちゃえ。どうせ売れないから。